ペイントマップ岐阜

技術と経験の証「塗装技能士」

住宅やビル、橋などさまざまな建造物を美しく仕上げる塗装の仕事。
あらゆる要求に応えられるよう腕に磨きをかける塗装業は、厳しい職人の世界です。
見習いから始め長い修行を経て、技術と経験を培い塗装職人になることができます。
しかし、塗装職人には医師、調理師、美容師のような免許制度がありません。
極端な話ですが、まったく経験がなくても塗装職人を名乗ることが可能なのです。
さらに近年は、激しい価格競争により営業に力を入れる会社も増えたため、優れた塗装職人を見極めることが難しくなっています。

「塗装技能士」とは技術と経験を認められた塗装職人に与えられる国家資格です。
その中のひとつ「建築塗装技能士」には１級と２級があり、木工・建築・金属・鋼橋・噴霧の5つの実技と学科の試験を受けます。
２級を受けるには２年以上の実務経験が必要で、２級に合格してからさらに２年の実務経験を重ねて１級を受けることができます。
また、資格を持っていない人が「塗装技能士」を名乗ることは法律で禁止されています。
資格の有無が全てではありませんが、塗装業者を選ぶ判断基準のひとつとしてください。

塗装業に関する主な国家資格

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